「あい長野クリニック」はいよいよ2月1日より保険診療を開始いたします。
DXとあい長野クリニック
「あい友会」の診療はDX(Digital Transformation)に支えられているのですが、「あい長野クリニック」のすべてのスタッフにもコンピューター、モニター、iPad、iPhoneなどが用意され、システムの構築などもほぼ出来上がっています。
写真は、「あい友会」のすべての施設を結んで毎朝行われているミーティング時の風景です。
机の上にはモニター、MacBook Air、iPhone、iPadなどが置かれており、スクリーン専用のクロスが貼られた向こうの壁に、天井に備え付けられたプロジェクターから映像が映し出されています。
右奥の黒いケージの中にはサーバー類が置かれており、カメラやマイクも設置されています。
電子カルテと保険請求システムの操作訓練を行いました
先日、保険診療開始に備えて電子カルテや保険請求システムなどの操作訓練を行いました。
電子カルテ「モバカルネット」を駆使した訪問診療
訪問診療先やクリニック内では「モバカルネット」という在宅医療にも対応するクラウド型の電子カルテを使用します。
「モバカルネット」はクリニック内で使用するコンピューターや訪問診療の場で使用するiPadやiPhoneの中にインストールされており、訪問診療の場でもカルテに記入しやすくなっています。
私が診療中にiPadに向かってブツブツと独り言をつぶやいているのは、音声入力でカルテ記載を行っている姿であり、決して怪しいものではありませんのでよろしくお願いいたします。
「モバカルネット」を使用しますと、その場で診療情報提供書を作成して、電子カルテから直接FAXで送信することができます。
処方箋も訪問診療に赴いたその場でプリントしますが、そのさい薬局にもPDFファイルをチャットで送信し迅速な連携を図っています。
もちろん過去のカルテや他施設などからの文書も確認できます。
また、「モバカルネット」内で各医師の毎日の診療予定も立てられています。
「ちゃオ!」で訪問診療、保険請求をスムーズに
在宅医療では医療と介護が複雑に混在しています。
そのため「ちゃオ!」という在宅医療支援システムを「モバカル」と連動させて、医療保険で行う在宅および外来診療と介護保険で提供するサービスを統合し、医事システム「J-MIS」を用いて保険請求を行うようになっています。