2023.12.19

あい庄内クリニックの思い出 ―庄内地方への旅程―

今回も引き続き、私がお手伝いをしていました「あい友会」の「あい庄内クリニック」がある庄内地方への旅の話です。

長野県から庄内までの旅は格別

私は、今まで庄内地方を訪れたことがなかったのですが、今年は、長野駅と庄内地方の南にある鶴岡駅の間を列車で何回も往復しました。

特急「いなほ」 新潟駅で

長野駅から北陸新幹線に乗り、高崎駅で上越新幹線に乗り換えて新潟に行き、新潟駅から羽越本線の特急「いなほ」に乗って鶴岡駅に向かいます。列車に乗っている時間は4時間余りです。

特急「いなほ」 鶴岡駅で

これも特急「いなほ」 新潟駅で

長野県に住み海を見ることの少ない私は、海が見えるだけでも気持ちが高ぶるのに、車窓一杯に日本海が広がる「いなほ」の旅、とりわけ色彩を変えながらゆっくりと静かに日本海に沈んでいく夕日を眺める時間は格別なものでした。

鶴岡市五十川付近
鶴岡市五十川付近

11月のJR東日本の発表によると、昨年度最も赤字額が大きかったのは羽越本線の鶴岡駅と新潟県村上駅の区間で、その額は49億4,600万円とのこと。
そういえば「いなほ」の車両が私一人でほぼ貸切の状態であることもしばしばありました。
随分と贅沢な旅をさせていただいていたことになるのかもしれません。

貸し切り状態の「いなほ」車内

羽越本線は、新潟から秋田駅まで日本海沿岸を走っています。
鶴岡と村上の間には名勝「笹川流れ」などもあり眺めが素晴らしく、途中にあつみ温泉、湯野浜温泉などもあり、お勧めです。
皆さん、是非特急「いなほ」に乗って日本海を眺めながら庄内に出かけてみてください。

笹川流れ
夕方の日本海 湯野浜温泉の旅館から

空路も美しい庄内地域

庄内地域には空の玄関口「おいしい庄内空港」もあり、ANAの羽田便が1日5往復飛んでいます。
上空から見る庄内平野は整然と四角に区切られた水田が広がり、水の張られた水面が青空を映したり、緑の稲が風に波打ったり、稲穂(いなほ)が黄金色に輝いたり、大変美しいと聞きました。
いつか、空からも見てみたいものです。

村上市 岩ケ崎
新潟県村上市清流「荒川」

ちなみに、庄内平野の酒田市にはセイコーエプソングループの国内最大製造拠点である「東北エプソン」があります。
セイコーエプソンの本社は長野県諏訪市にあり、その他長野県内には設計・製造拠点などがいくつもありますので、「庄内空港」には、「信州まつもと空港」からエプソンのビジネスジェットがしばしば飛んで来ているということです。

空港の名前も示すように、庄内地方にはおいしいものが溢れており、鶴岡市は2014年「ユネスコ食文化創造都市」に認定されました。
次回は、庄内の美味しいお話をいたします。

袖山 治嗣
この記事の執筆者
あい長野クリニック 院長

袖山 治嗣 (そでやま はるつぐ)

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